大間→函館:津軽海峡フェリー(9/19/2013)

あるでん茶

2013年11月03日 18:29

青森県の大間町は、津軽海峡フェリーによって北海道の函館市と結ばれています。その航路を利用してちょっとした船旅を楽しんできました。

地図はこちら(マップトラックバックは便宜的に大間港に設定しました。)
この日乗船したのは、大間を14:10に出発する9便でした。函館着は15:40ですので、1時間30分の船旅になります。船は今年春にデビューしたばかりの大函丸でした。

大函丸は名前からも想像がつくように、この航路専用で運用されているようです。また、基本的にはこの航路には大函丸だけが運航しています(法定点検の期間は違う船がやってくるのでしょうか?)。
大函丸には3種類の等級が用意されていますが、今回私が利用したのは「スタンダード」(従来の「2等」に相当)です。2200円。

では、当日の時系列に沿って振り返っていきましょう。

大間フェリーターミナルも、大函丸のデビューに合わせて新築されました。ターミナルの真横には下北交通のバス路線である佐井線(むつ~大間~佐井)のバス停があります。佐井方面はそれなりの接続が考慮されているようですが、むつ・風間浦方面からはそうでもないような気がします。
この日は佐井方面から、というか佐井村からバスでアクセスしました。20分ちょっとの乗車で、運賃は710円でした。

出発30分前である13:40に乗船開始となります。ターミナルの2階からブリッジを渡って乗船します。
「スタンダード」の客室は、よくあるカーペット敷きの区画が5区画ほど用意されていました。それとは他に、ファミリー向けの部屋と女性専用の部屋がありました。

天気のいい日の船旅では、デッキに出て風に当たるのが1つの楽しみだったりします。従来の船では、側面から後方にかけてデッキが用意されていたのですが、大函丸では後方のみになっています。

2階建てになっていますが、それほど広くはありません。

気がつくと出航していました。せっかくですので、風景写真もいくつか掲載しておきます。

大間埼灯台と恵山のツーショットです。この角度で重なって見えるのは、海の上からならではだと思います。

電源開発のアレが建設されています。こうしてみると、大間の市街地から意外なほど近いことがわかります。

さて、せっかくカーペットの部屋にいるのですから、軽く昼寝でもしますか。...zzz... 気がつくと15時を過ぎていました。自動販売機でアイスを購入して再び外に出ると、もう函館山のところまで来ていました。

このアングルで函館山を拝めるのは、船旅ならではですね!

そうこうしているうちに、函館港に到着しました。乗船時とは異なり、自動車と同じところからの下船となります。ということで、徒歩客は自動車客がすべて降りるのを待たなければなりません(>_<)

こちらが函館のフェリーターミナルになります。

今到着した大函丸の隣には、青森函館航路を担当しているブルードルフィンが泊まっていました。さすがの大函丸も見劣りしてしまいます(^-^;

フェリーターミナルから函館の中心部まではやや離れています。徒歩だと50~60分かかりますが、函館駅方面へのシャトルバスが用意されていますのでご安心ください!(函館駅まで300円)


んー...5~6kmの道のりを徒歩の時間で表記してしまうのは、本放浪記の仕様です(^-^; ご了承くださいm(_ _)m

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