龍河洞(05/09/24)

あるでん茶

2005年09月29日 18:49

四国シリーズ第2弾です。「龍河洞」というのは高知県の某町にある鍾乳洞なノダ!前の日にたまたま地図で見つけて、鍾乳洞好きな私が無理矢理行程にねじ込んだんですが、後から「日本三大鍾乳洞」ということを知りました(ォィォィ)
鍾乳洞っていいですよね?☆旅先で鍾乳洞という文字を見るとなぜかココロオドル自分がいます。

まず行き方ですが、例によって省略。興味が沸いたらここら辺で調べてみて下さいね。
★龍河洞保存会のWebページ
http://www.ryugadou.or.jp/06info/info.htm

駐車場でクルマを降りて気付いたのが、店がずいぶん並んでいるということ!鍾乳洞経験は今まで3回というシロウトですが、それまでの3カ所と比べても(他の施設と併設の「玉泉洞」は別として)明らかに他とは違うな、と感じました。日本三大だから?でも岩手の龍泉洞はもっと閑散としてたような…。
しかも店の前を通ると、店のおじちゃんおばちゃんが何やらかんやら話しかけてくる。そんな土産物屋やらイノシシラーメン屋やらの列を抜けると、目の前に現れたのは上り階段!まあ、横にエスカレーターもあるんですが、あえて階段を数十段上るとやっとこさ入り口です。文豪1人を手放して入洞。

そして再び驚きました。中の狭いこと狭いこと。普通にしゃがまないと歩けない部分があります。是非カノジョと手を握って歩きたいところですね☆というか鍾乳洞デートってどうだろう?お化けの出ないお化け屋敷みたいで、なかなかムードがあるんじゃないやろか?などと妄想しながら奥へと進んでいくと、本当にお化けが!と思いきや、ガイドの方でした。ここでは随所にガイドを配置して、訪れる人々に豆知識を披露しているのですな。確か4人だったかな?後半に行くほど棒読みになっていたのは笑っちゃいけないね。

おっと、狭いという話に戻るけど、中程に「双葉山のへそすり岩」なる、進路をふさぐような岩があります。何でも昭和の大横綱双葉山が、ここでへそをスリスリしたとのこと。確かにお相撲さんは通れないよなぁ、というよりそこまでたどり着けないと思うんだけど。まさに「しゃがんだままその場ジャンプ」の世界だし。

ここのもう1つの特色は、かつて人間が住んでいた跡が残っているということ。何せ土器がそのまま置いてあって、その土器に沿って鍾乳石が育っていったんですねぇ(いわゆる「神の壺」。説明が不適切かもしれないけど、当日もらってきた資料をどっかやっちゃったもので←あのなぁ)。いや、その土器を置いていった人は「アッパレ」だと思いますよ!

ほとんど登りっぱなしの1kmの道のりもほどなく出口を迎えます。表に出ると、80mほど上がっているとのこと。そこからまた山を下ります…ってまた土産物屋の列!高知県で一番土産物屋が多いのはここに違いない!そんな中で包丁売りのオッチャンがいて、デパートでやってるような実演販売もどきを始めたのには驚いたね。「お土産に是非!」とか言うけど、そんなの誰に渡せばいーんだろう?でも今度機会があれば高知に買いに行こう、くらいには思いました。

そして「アイスクリーン」という謎の看板。このあたりでは普通らしいけど、「懐かしい味だよー」というオッチャンの言葉に騙されてッィッィ買ってしまう。そもそも私は「アイスクリーン」なる食べ物を知らないのに、懐かしいもへったくれもあったもんじゃない。
…食べてみると、確かに食べたことはないかもしれないが、レトロな味わいが口の中に広がった。これを懐かしい味というのかなぁ?「懐かしい」という概念に自分が経験済みか未経験かは関係ないのかもね。今の子供達が「あの素晴らしい愛をもう一度」(もちろんオリジナル)を聞いた時に、「聞いたことはないけど何となく懐かしい曲やなぁ」と感じるのと同じようなものですか?

ここは鍾乳洞だけじゃなくて、博物館や鶏の展示場もあって、タダで入れる。つーか、鍾乳洞とセット料金やろ…。そして感想。尾長鶏はむっちゃストレス溜まるやろなあ。

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今日のまとめ。
・高知に来たら、ここに寄るだけで土産物はバッチリ!

シンプルにまとめようと思ったのに、1時間くらいかけて書いてしまったねぇ。しかもこんな文章で興味をそそられる人はいるのか?逆に興味をそいでしまったらごめんなさい、と龍河洞の皆さんに謝っておきます。

(12/24/2007追加:試しにマップトラックバックというのを打ってみました!)
地図はこちら
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